2015年1月31日土曜日

YouTubeでお勉強【数学担当】

ラジカセ…私も子供の時に誕生日プレゼントで両親からもらった。
ザーザー雑音のするオールナイトニッポンも聴いていた。
土曜日の午後には福島放送の音楽リクエスト番組があって
当時付き合っていた彼とペンネームでリクエスト曲を送りあっていた、という
記憶から消したい恥ずかしいこともしていた。
今の若者たちはラジオなんて聴かないのだろう。
大学生の息子はやたらYouTube観ている。
私も夕べはYouTubeで息子のサークルのミュージカルを延々と観続け
夕飯の支度のことをすっかり忘れていた(>_<)。

YouTubeには数学関係(お勉強系)でもいいものが沢山ある。
最近見つけた数学関係の映像はセンター試験の解説。
何人も今年のセンターの解説をしている。
再生回数の多い人で4000回(1月29日現在)、少ない人だと一桁回。
これは単純にアップデートした時間の差だと思うけれど。
どちらも見たけれど、一桁回の人の方が解説が上手だった。
因みにこちらはアップされてまだ3時間だった。
解説している人は若い塾講師っぽい人とか謎のカルロスとかいうちょっと変わった人とかさまざま。
あ~、東大生っていうのもいたな。趣味で作ったのかしら。
塾内で映像を撮っているのか、帰宅する人に解説途中で「〇〇さんお疲れ様~」なんて言っていたり。
メチャクチャ字がへたくそな人には閉口した。まず、読めないよ君。
あと声がとっても小さい人。聞こえないぞ!!
そんな中でお勧めしたいのは「やる気先生の授業動画シリーズ」。
設問ごとに細切れに映像が分けられているので、見たいところだけ選ぶことも可能だ。
(動画によっては4時間越えなんてのもあり、もうウンザリ)
来年センターを受ける人たちには是非、このサイト観てほしい。
センター解説だけではなく、中学生の数学や高校生の通常授業の解説などもあり
受験にまだ時間のある生徒さん達にとっても、一見の価値はあると思う。
くれぐれもYouTubeのおススメに乗っかって、どんどん違う方向にのめり込まないよう注意!


2015年1月28日水曜日

ラジカセ【国語担当】

コンパクトカセットテープレコーダーにラジオチューナーを内蔵した
音響機器の略称である。ひと昔前、一家に一台は必ずあった物だが、
そういえば、最近見かけない。

私が初めて、ラジカセを手にしたのは、中学生になった頃だったと思う。
1970年代半ばである。当時、ド田舎の中学生でも「オールナイトニッポン」
という深夜のラジオ番組を聴くのが流行りで、遅くまで夢中になって、
聴いていた。私の家は、山間の町にあり、当時は、電波状態が非常に悪く、
音がとぎれとぎれで、とぎれるたびに、ラジカセを持ちながら
場所を移動したりして、流行りに付いていくのも、大変なことだった…。
また、人気テレビ番組「トップテン」が始まると、テレビの前にラジカセを置き、
流行りの歌謡曲を録音したものだった。

「ラジカセの変遷」…1970年代に、各家電メーカーが相次いで商品を投入。
1978年には、高音質化への対応や、オートリバースなどの便利機能を競って採用。
これにより必然的に大型多機能化・高級化が進む。
もちろん、対抗して小型ラジカセも登場。また、ダブルラジカセも登場し、
テープのダビングも可能となった。同時に、ウォークマンをはじめとする
ヘッドホンステレオの人気により、カセット部分を切り離して携帯できる物も存在した。
1986年頃に、CDプレーヤーを搭載したCDラジカセが登場。
1995年には、カセットの代わりにMDデッキを搭載したものも登場。
MDデッキとカセットデッキを両搭載した優れ物もあった。
2000年に入ると、カセットを搭載せずSDカードスロットを搭載。
SDカードにCDから録音できるSD/CDラジオや、USBポートを搭載し
USBメモリーにCDから録音できる「SD/USB/CDラジオ」と呼ばれる機種が出現。
近年では、持ち運びに重点をおかず、小型でオールインワン製品であることに
重点をおいたミニコンポが多く出回っている。

学生時代に音楽を録音した、カセットテープが数本ある(自作ベスト集みたな…)。
カセットとして販売していた歌謡曲集(佐野元春・稲垣潤一…懐かしい!)も持っている。
なんとなく捨てられずにとってあるが、もう我が家には「ラジカセ」がない。
数年前、カセットの扉が壊れ、捨ててしまったのだ。
ただただ懐かしいカセットを聴く為に、「ラジカセ」を購入すべきか?!

2015年1月24日土曜日

2015センター数学【数学担当】

今年のセンター数学は荒れ模様だった。
河合塾予想平均点によると数IAは昨年度と同点であるが
数ⅡBは大きく下回り-14点となった。
今年も例年通りセンター試験にチャレンジしたが、難しかった!

まず数IAは新課程になって初めての「データの分析」が出題された。
私たちの世代の人たちはおそらく、目にする機会がないであろう「箱ひげ図」の問題。
現在教科書などでは、軽~く触れられている程度で、学校によっては
その単元をまるのまま飛ばしたりしてしまうと分野なのだが、まあ良く出題したねという感じ。
ここは必須問題だったので、飛ばすこともできないので得点差の出る所だと思う。
もう一つ必須問題の2次関数の問題。これは毎年必ず出ているが
今年はちょっと出題傾向が変わった。
問題自体はそれほど難しくはなかったが、一番最初の問題であるため
ここで戸惑ってしまって、時間配分が乱れることがありそうだ。
選択問題の中の「場合の数」は易問。ここは是非点数を取りたい。
「整数問題」も同様。
選択問題最後の「図形問題」は、題意より上手く図が描けたかどうかによって
正答が得られるかどうか。そうすると選択は「場合の数」「整数問題」となるか。

数ⅡBは「ベクトル」「三角関数」「積分」「指数対数」「数列」「確率統計」と
まんべんなく出題された。
どれも導入は基本問題で、それこそ教科書に例題として載っているようなものだが
中盤以降は計算量も増え、難化してくる。
特に選択問題の「確率統計」は、後半標準偏差の問題が出ており
こんなの選択した人いるのかなあ。
ただ前半はとても簡単だから後ろを捨てるという気持ちならOKかも。
どの問題も取っ掛かりは簡単なので、思考のループにハマった時にどこであきらめるか。
深追いしていくと、時間が足りなくなり実はもっと簡単に得点できるところを落とす
ということになる。
また、出題ミスがあり、正答が2つあった問題もありそこで迷って時間を使ったということもあっただろう。

理系の生徒はこの後理科のテストがあった。
(文系理科は午前中)
数学であれれ…となり、後の理科に影響がなかったことを祈りたい。
センター試験は時間との勝負。余計なことに気持ちをとらわれないでガッツで行ってほしい。

さあ、今度は私立と2次試験。頑張れ!!

2015年1月21日水曜日

近年、稀にみる…【国語担当】

2015年、センター試験、終了しましたね。
今年は、「数2B」が難しかったとのことですが…。
「国語」の現代文は「近年、稀に見る普通!普通!」とつぶやいている
人がいて…同感。というか、難易度的にも、易しかった。
現代文は、携帯やPCを持っている人なら親近感の湧く評論で、
誰でも一度は経験のある内容。読み易かったのではないかと思う。
インターネットには目もくれず、ひたすら受験勉強に打ち込みツイッターを
知らなかった受験生には不利だったように思われる…という優しいコメントも。

クソリプ(つまらない返信を送りつける…くそリプライ)とパクツイ(他人の
ツイートを盗用する行為…パクリツイート)がテーマ。
更に凄かったのは、同日15時過ぎに、筆者本人がまさかのつぶやき…
「そもそも俺に正解できるのか?」って…。おそらく、事前に了承を
得ているはずだが、どの文章・どのような設問までは、開示していないのか
(事前に漏らす事になりかねないし…)。筆者が設問を読んで、設問作成者との
見解の違いに驚いたり、その力量に感服したり?…なんてことも実際あるし。
最近の設問の特徴として表現に関する細かい問いを最後の問いとしてもってくる
ことが多い。今回も、現代文・小説ともこの手の設問だ。問いの文章ごとに
本文に立ち返らなければならず、手間がかかる。この部分こそ、筆者が
「そこまで考えていなかった~」となる部分かも…と思う。

小説は、上品に言うと…石マニアのおじさんが石マニアのおじさんと石を介して
交流していくお話。下品な言い方だと「石好きおじさんたちの妄想」。
筆者が女性だが、「おじさん」たちが、繊細な感情を「石」に抱き、互いに互いの心を
図りながら距離を縮めて行く。とてもマニアックな内容だ。
古文はもっとすごい!…帝の子どもの実の父親は私(なんか昼メロの世界だ)
漢文は…猫にできて、なぜあなたたちにできないの!(ってちょっとした逆ギレ↓)
今年の最大の話題は、前出の筆者本人のタイムリーなツイッターである。
「まさかの作者降臨、センター試験に新たな歴史」と題し、話題となっている。
詰まるところ、受験生には
「何事にも動じず、冷静沈着に物事を処理する精神力も求められる」ってことらしい。
人生いろいろ…文章いろいろ…センターだっていろいろ…だから。

2015年1月17日土曜日

願書出願の変遷【数学担当】

次男の大学受験を控え、3年前の長男の時と願書出願の方法が変化していることに気が付いた。
とにかく簡略化されている。
今回は、受験生情報と受験学部を記入する願書を一枚と成績証明一通を封筒に入れて送るだけ。

3年前はもっと枚数が多かった。
受験生情報と受験学部の用紙は別々であったと記憶しているし
受験料振り込みの証明も、振込用紙があって銀行からもらった判子付きの半券を同封した。
大学から送付される受験票が願書書類一式に入っていて
自分の住所と名前、切手を貼って封筒に入れた。 
大学によっては封筒に入れる前に、決められた順番で書類を重ねて
クリップ止めしておかなければならなかった。
ところが今は、受験料はコンビニで振り込めるし
受験票はスマホでダウンロードできる。

1月15日付朝日新聞によると
私大の一般入試のうち約26%がネット出願を実施。このうち半数で
ネット出願の場合の受験料が割り引かれるという。
さらに、東洋大学や上智大学では、願書はWeb受付のみ(紙の願書は受け付けない)という。

昔の人間である私には、Web出願というのは何とも心もとない感覚があるし
振込もコンビニのお兄ちゃんに判子を押してもらうのはな~、とちょっと抵抗がある。
しかし、銀行に行っても以前のように支払いを待つ受験生母はほとんどいない。
世の中がどんどん簡素化していって、便利といえば便利なのだけれど…。

なにはともあれ、今日はいよいよセンター試験。がんばれ!!

2015年1月14日水曜日

100の話【国語担当】

数ちゃんの「100の目標」を受けて…。
最近の私の目標は、「1年、家族(実家含む)が健康に過ごせますように…」
これって、願いだね。完全に守りに入っている。
対して、数ちゃんは、毎年、「攻めて」いて偉い!

数年前に「最高の人生の見つけ方」という映画を観た。
その頃、「メモダイエット法」というものも流行っていて、メモ好きの私は、
ちょっとはまった。何か嫌なことがあると「嫌な100の理由」を
書き出してみたりする。が…数ちゃん同様、すごい勢いで書き出すが、
20くらいから勢いが衰え、30過ぎると、内容が重複したり、
細分化されていることに気付き、更に、20以降を読み直してみると、
自分の「小ささ」にちょっと落ち込む↓ 50くらいから完全に進まなくなってしまう↓
子どもたちが「卒業文集に書くこと」や「受験が終わったら何をしようかな~」などと
言っているのを聞くと、「学校生活の100の思い出」とか「受験が終わったらする
100のこと」を書けば?とアドバイスするが「100も書ききれないよ!」と引かれる。

なぜ、100なのか? 百分率の習慣から、全体を100ととらえ、表すことが多い。
また100は、「完全」「最高値」を意味する…ことからか?!
確かに、「3」じゃ少ないし、「5」では、次点が出てくるし、「ベスト10」という
言葉があるように、「10」あたりが妥当なのかもしれない。
たとえ「100」書いたとしても、集約すれば「10」じゃない?みたいな…。
でも、数ちゃんが言うように、「100を考えることに夢中になる」。
そして、書き終わった後、ちょっとした「達成感」を得られる。
などと書いているうちに、数ちゃんに影響され、「今年は100の韓国ドラマを
観よう」と思ったが、それって1ヶ月に8本強……無理無理↓
韓国ドラマにはまった私は、「韓国ドラマの登竜門(?)」と言われる
「朱蒙(チュモン)」をまだ観ていない。81話もある長編だからだ。
足を踏み入れた以上、そこは越えないといけない…と思っている。
そうだ!今年は「朱蒙(チュモン)」を観よう!!!!
なんか…私って、小さい↓↓↓

2015年1月10日土曜日

2015年100の目標【数学担当】

2015年になりました。今年も一年お付き合いのほどよろしくお願いします。

昨年末より急にやる気満々になり、今年は何か目標を掲げてみよう!と考えた。
Webでいろいろ調べてみたところ、どうも「100個の目標をたてる」というのが流行っている様子。
どんな自分になりたいのかというお堅いものから、今年はこんなことをしてみたいという
やりたいことまで、とにかく何でもいいからリストアップしていくというものだ。
100個という膨大な数を達成しようとする行動が深層心理に働きかけ
本当の自分が見えてくるという。

私も早速スタート。
100冊本を読む。ダイエットする。英語の勉強をする。西洋絵画の勉強をする。

…はい、おしまいです…

イヤイヤと思い直して、間食を控える、炭水化物を控える、とダイエット項目で2つ追加。
他もそれぞれ派生させて追加。
それでもまだ100個にはほど遠い。
いったん放置してまた翌日。
今度は「温泉に行く」「夏のサンダルを買う」とだんだん欲望まみれになってきた。
トータル4日かけて、どうにかこうにか100個ひねり出した。
もはや目標かどうかもわからない。ただ、これを作っている時はとっても楽しかったんだ。
みなさんもいかがでしょう。結構おもしろいよ。

2015年1月7日水曜日

年の初めは、恒例の…【国語担当】

2015年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
というわけで…まずは、恒例の紅白歌合戦批評(個人的感想)から。
今回は、紅組の敗因(それこそが白組の勝因!)…という観点から考察してみた。

・敗因①…オープニングで、司会者が並んだ瞬間から、紅組勝てないな…って
思った。司会の吉高百合子…何回かむの?!
朝ドラ主演女優を紅組の司会にするシステムは再考すべき。
・敗因②…テーマは「全員参加型」ということをすっかり忘れている。
HKTNMBSKEAKBEガールス…人数多すぎ。紅白歌合戦の視聴者層を
考えれば、AKBだけで十分!混ざっていてもわからないから。
対して白組は、TOKIOV6・スマップなどに、あえて、過去のヒット曲を歌わせ
全員参加を意識させるパフォーマンスを展開。無名の福田こうへいには、
他人のヒット曲を、森進一に至っては、エレキテル連合を呼び、世界観を
払拭する徹底ぶり! 今年紅組には、強力な「アナ雪グループ」がいたが…
イディナメンゼル呼んで、海外中継しても勝てなかったのか↓
感動したのは、神田さやかの母(松田聖子)だけ?
椎名林檎・中島みゆき・絢香→朝ドラ観が半端ないのだけど…結局は、
自身の世界観が半端ないんだよね~。魅了されるが、視聴者が参加できない↓。
・敗因③…出演順が悪い(構成に問題あり)→白組はこれも徹底していた。
最初は若年層で盛り上げ(子供向け…妖怪ウォッチやジャニーズ)、
中盤は演歌(老人向け…持ち歌にこだわらず、世界観に固執せず!)
朝ドラグループ(朝ドラの出演者総動員!)は、NHKの必殺技だが、対する
白組は、徳永英明に「花は咲く」を歌わせ、羽生結弦の映像で魅了!
後半、追い打ちをかけるように、サザンオールスターズの緊急出演!!!
曲も良かった。美輪明宏、サザンからの「嵐」…「嵐」飛んだし!華があるし!
紅組は、オオトリに松田聖子をチョイスしたが、緊張しすぎて、声が出ない
というハプニング↓。選曲も悪かった↓。
どうすれば良かったのか…長渕剛が、ハーモニカ吹いた瞬間、かなりの視聴者が
引いたはず!その隙に攻める…そう、紅組には、石川さゆりがいるじゃない!
「天城越え」で切り替え、往年のヒットメドレーをド派手に!軽快に!
薬師丸ひろ子…「セーラー服と機関銃」「Wの悲劇」「潮騒のメモリー」
中森明菜…「少女A」「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE
松田聖子…「青い珊瑚礁」「夏の扉」「赤いスィートピー」からの
「瞳はダイヤモンド」メドレーでしょ。もちろんオオトリなんだから
往年の聖子ちゃんカットに赤い(!)ミニスカート…やれるはず・やれたはず。