2012年5月30日水曜日

わたしの夢【国語担当】

数ちゃん…「ベルサイユのばら」みつかってよかったね。
私たちの多感な時代(1970年代)、大阪万博・札幌オリンピックが
開催され、高度成長期真っただ中。カップヌードルが発売され、
マクドナルド日本初上陸、コンビニも…「セブンイレブンいい気分!」
ブームといえば、ボーリング・オセロ・オカルトブーム。
ド田舎の私の家にもオセロがあったし、親戚が集う新年会では
必ずボーリングに行った。オカルトといえば、こっくりさん。
スプーン曲げができる友だちがいて、大騒ぎ!
まさに1970年代の代表「漫画」がベルばら・ガラスの仮面
宇宙戦艦ヤマト。

数ちゃんの夢…将来何になりたいか…って何だったの?
ちなみに1970年の人気職業ランキング。
男子①エンジニア(もう死語って気がする↓)②プロ野球(!)選手③サラリーマン
(自営業が多かったから憧れたんだろうね)
女子①スチュワーデス(!!!)②デザイナー(夢があるね)③教師(先生)
ちなみに2012年は、
男子①スポーツ選手(サッカーとかゴルフとかも有り!)②医師 ③教師
女子①ペット関係の仕事②幼稚園の先生(保育士)
③パン/ケーキ屋(パティシエってやつ)。
夢がすごーく現実的なものになっている気がするね。
単なる夢ってだけじゃなく、自分の実力や才能、職業の給料とか
労働時間・労働条件、そして老後…なんかまで考えている気がする。

私は、小学校の卒業文集にスチュワーデスって書こうと思っていたら、
祖父に反対され、「薬剤師」と書いた。
「これからの時代は資格だ!」って(汗)。「薬剤師」と書いたのは
二人だけでうち一人は本当に薬剤師になった(すごい!)。
高校生になり、理系がダメとわかった時点で「薬剤師」はなかったし、
当時「スチュワーデス」は身長160㎝以上でないと
(棚の荷物が取れないとか)無理ってことで…
ま、それだけではないけど…。高校生になり、「ジャーナリスト」
「史学者」なんて言ったら、担任に「現実みろ!」と言われ…
行きつくところ、普通に進学し、普通に就職……。

2012年5月26日土曜日

子供のころの夢【数学担当】

先日お友達から
「ブログがリレー形式になったのね」と言われました。
(いつものぞいてくれてありがとう!)
はい、ちょっと趣向を変えてみようかなと考えました。
ネタも尽きてきたし (@_@;)
そこで、国ちゃんのマンガの話しが話題になり
「子供時代にマンガ読んだね~」と、盛り上がりました。
ガラスの仮面とか生徒諸君、キャンディキャンディなんてのも。
「ベルばらをもう一度読みたい~!」と言ったら…なんと!出てきました。
お邪魔していたお友達の家に、偶然にも保管されていたのです。
文庫本タイプに刷り直しをされていましたが、子供のころに読んだ
あのままのオスカルがそこにいました。
そういえばあの頃、夢中になってマンガを読んで
ずいぶんと母に叱られたものです。「マンガばっかり読んで!!」と。

子供の頃のことは、もうすっかり忘れてしまっていたけれど
こんな小さなきっかけで一気に記憶がよみがえってきました。
映画「宇宙兄弟」の中では、子供のころの夢を追いかけた弟と
忘れかけた兄が、またその夢に向かっていくという話でしたが
私は、子供のころに見た夢に近づいたのだろうか。
そもそも、私の夢ってなんだったんだろうか。
そんなことを考えています。


2012年5月23日水曜日

映像化について③【国語担当】

数ちゃんは、原作を読んで良かったものは、映像で
観てみたい。映像で見て、良かったものは原作を読んで
振り返りたい…と思うタイプだね。
深く突きつめて考えずに、映像は映像なりの、活字は
活字なりの楽しみ方を享受すれば、いいわけで…。

このテーマ、意外に奥が深く、論説文も多数あります。
「絶対的」なものなど、世の中に存在しない…とわかって
いながらも、比較し、どちらが優位か比べてしまう。
映画の場合は、「映画館」に観に行く…という行為を楽しむ
ことが、大切なのかもしれないね。そして、多数の人と
同じ空間/時間を分かち合う…一緒に笑って一緒に涙する…
大画面で!!!そういう空気感を楽しむ。それが「映画」の
醍醐味かな?!
「小説もいいけど、映画もね!」みたいな。
(おせちもいいけど、カレーもね!)のパクリ…。

私が今、はまっている漫画は、「聖(セイント)☆おにいさん」。
ブッダ(仏教の祖)とイエス(キリスト教の祖)が天界から現世に
遊びに来ているお話(なぜが東京立川のアパート暮らし)。
宗教的名言や逸話が、日常生活の中に散りばめられていて、すごく面白い。
例えば、ブッダが「今日、小学生におでこのボタン、めっちゃ
押された~」と嘆いたり、二人でファミレスに長居した時、
「大丈夫ですよ。お客様は神様ですから!」と言われ…
どうしてバレたんだろう(本物の神様だから!)と焦ったり。
超笑える…のでお薦めです!

で、考えてしまうのが、「映像化」するなら…。
イエス役はオダギリジョー、ブッダ役は舞の海…のイメージかな?
これじゃあ、興行収入期待できない?
イエスが亀梨君(ジャニーズの)で、ブッダが妻夫木聡…?

2012年5月19日土曜日

映像化について②【数学担当】

「テルマエ・ロマエ」を観てきました。
面白かった!…って、
国ちゃんの家のおちびちゃんと同じコメント(><)。
(私も原作を読んでいません)
実は「宇宙兄弟」も観ました。
こちらは、原作を読んでいます。
ストーリーはかなり、はしょられているし結論までが早過ぎ。
でも、私は「まあ良かったかな」と思いました。
小栗旬と岡田 将生がマンガのキャラクターにぴったりだったというのがまず理由の一つですが。
この映画、テーマが宇宙なだけにかなり壮大。
ロケットの発射シーンや月面着陸の古い映像(アポロ11号)などが
話の中にちりばめられていて
映像だから伝わってくる部分が、それはそれで楽しめました。
友人とこの「映像化」のテーマについて話をした時
彼女は「のだめカンタービレ」を観たとき、同じように感じたと言っていました。
「のだめ」も原作はマンガですが、音楽がとてもよかったということ。
それによって、原作とはまた違った楽しみ方ができたよと話してくれました。

国ちゃんが感じたように、原作とのギャップに釈然としないことも多々あり
それは、映像による効果が平面の活字を超えることができなかった、
いや描写の立体の特徴を十分に活用しなかった場合なのでは、と感じました。

さて、本屋大賞を受賞した「天地明察」が秋に映画化されます。
こちらは果たしてどのような結果に。
まずは本を読んでみようと思っています。
私はどちらかというと、本を読んでから映画を観るタイプ。
結論に至るまでのワクワク感を、映像の2時間で終わらせてしまうのはもったいない。
じっくり読書で数日は楽しみたいと思っています。

ということで、今回はここまで。
国ちゃんにバトンタッチします。

2012年5月16日水曜日

映像化について【国語担当】

数ちゃんの提案を受けて、僭越ではございますが…
私からの「お題」は、「映像化」です。

先日、私は「テルマエ・ロマエ」という映画を観ました。
実は原作(漫画)を幾度となく読んでいて、とても
面白かったから、実写化されることに興味深々。しかも、
主人公の「ルシウス」を演じるのが「阿部寛」…これは
原作で見た私の「ルシウス」のイメージにピッタリ!!
観終わった後、息子(原作を読んでいない)は、面白かった…と。
しかし、何か釈然としない私。
原作(小説/漫画)→映像化(アニメ/実写…映画・テレビ)について、
数ちゃんは、どう思いますか?

今回は、原作は漫画でしたが、原作が小説だった場合、その
釈然さ(満足度)は、はるかに劣るような気がするのです。
私は、読み手が百人いれば、百通りの解釈があって、
物語の世界は無限に広がっているのが小説の良さだと考えます。
映像は、原作を題材として、作り手が原作から読み取った世界観を
映像で表現したもの。それに共感できるか否か。
根源的には、小説は「活字」から成り立ち、映像は「描写」から
成り立っているということ。「活字」は平面で、「描写」は立体。
これを数ちゃん的には、どう捉えるのか?
私が、映画「テルマエ・ロマエ」を観たいと思った理由は、
原作から受けたイメージを肉眼で描写として見てみたい…
という欲求からでしょう。ただそれは、自分自身のイメージとは
似て非なる作り手(監督)のイメージである訳で、一致しないのは
当然。作り手には、個人的な欲求以外に求められる多数の制限
(時間・興業収益etc)があるのだから。
そして、一度「映像」としてインプットされると、もうイメージは
制限され、原作の「ルシウス」が「阿部寛」以外には想像できなくなるぅ…。
…とりあえず、ここまで!

2012年5月12日土曜日

新コーナー【数学担当】

これまで国語担当・数学担当それぞれの視点から
テーマをピックアップして
毎週ブログを綴ってきました。
来週からは少し趣向を変えて、
同じテーマやお互いの話を引き継いで
ブログをアップしていこうと思います。
・国語担当ニックネームは国チャン(クニチャン)
・数学担当ニックネームは数チャン(カズチャン)
国チャン・数チャンで話をつないでいきますので
どうぞよろしくお願いします。
新しい試みで、話の輪を広げていきたいと思います。
みなさんからのコメントも大々的に募集しています。
では、来週からどうぞお楽しみに!

2012年5月5日土曜日

うまくいかない時、その原因②【数学担当】

先週に引き続き、今週も勉強がうまくいかない時の原因について。
今日は成績がイイ子が壁にぶつかる場合を考えてみます。

結果を出している子は、どうすれば成績が上がるか分かっています。
しかしそのやり方は万全ではなく、状況が変われば
そのスタイルを変えていくことが必要になります。
成績のいい子は、自分のやり方について
ある程度自信を持っていますから、なかなかそれを変えられない。
基礎力をつける時期には、同類問題を数多く解くことが成績アップになるけれど
応用力をつける時期にこれをやっても、時間の無駄です。
問題の解き方に固執している人、ノートの取り方にこだわる人
それぞれのカラーがあります。
問題作成について「題意が伝わりにくい」「こんな問題はありえない」と
違うところにこだわってしまう人。
教えてくれる先生の教え方に成績不振の原因があると考える人。
いずれも、自分の思いから抜けられないために
せっかくのアドバイスや学習の機会を逃しています。
それを柔軟に変えられるだけで、ずっと違った目線で取り組めるはずです。

そういうこだわりから解放された時
不思議と成績が上昇してくるのを何度も見ています。
どうして成績があがったのかな、と考えた時
勉強方法だけではなくて、ひとまわり大人になったと思うのはそんな時です。




 

2012年5月2日水曜日

正しい敬語の使い方/実践編【国語担当】

敬語とは、ご存知の通り、相手や話の中に出てくる人などを
敬う気持ちを表す言葉です。
敬語は一般的に①尊敬語②謙譲語③丁寧語に分類されます。
大前提として、相手がいる場合(話題の中の第三者でも)で
そこに上下関係が成立している時に使います。
例えば…お嬢様と執事(ちょっとマニアックな例でした…)
学生なら、自分(生徒)と先生。社会人なら、自分(社員)と
上司。店員なら自分と客。主婦なら嫁と姑。
①尊敬語は、話題中の動作の主体が自分より上位。
②謙譲語は、動作の客体が話題中の動作の主体よりも上位。
簡単に言うと、自分の行動には謙譲語を、上位者の行動には
尊敬語を…ってこと。

①尊敬語の場合、語彙自体を変えるもの(見る→ご覧になるetc
は言葉自体を覚えること。それ以外は「お/ご~なさる/になる」、
尊敬の助動詞「れる/られる」を使いましょう。
人名には「様」「先生」「先輩」「殿」「社長」などの敬称や
職階を付けましょう。

②謙譲語も、語彙自体を変えるもの(見る→拝見する)は
必須。それ以外は「お/ご~する・申し上げる」等を使用。
例より…「お嬢様が召し上がっていらしたお菓子を買って
参りました」(食べたのはお嬢様・買ってきたには執事)
「先生、お待ちになって下さい。少しご相談したいことが
あります。」(相談するのは自分、待つのは先生)
「お待たせ致しました。お席にご案内致します」
(待ったのは客、案内するのは店員)
「お義母様は、私が申し上げたことを、おわかりに
なっていらっしゃるのかしら!」(言ったのは自分(嫁)、
聞き手は夫、わかっていないのは姑/義母(夫の母親)
…まあ、こんな感じです。